【店頭で触って来ただけのミニハンズオン・レビュー】iPhone11 とApple Watch Series5

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今日ビックカメラ寄ったら、Appleの新製品が全部置いてあったので、一通り触って来た。まあ、この記事もページビューは期待出来ないが、これもまた書かずにおれない、ということで。

iPhone 11シリーズのサイズ

私が今持っているスマホiPhone 7なのだが、iPhone Xは店頭で触った記憶があったものの、去年のXSなどは店頭でもちゃんと見なかったので、正直サイズ感が分かっていなかった。

で実際に手にとってみると、iPhone11シリーズの中で一番小さいサイズであるはずのiPhone11 Proでもかなり大きい。iPhone11などはiPhone 7の感覚でいうとiPhone 7 Plusに準ずる大きさ、というぐらい大きい。逆にiPhone 11 Pro Max がそれほど大きく感じない。そんな印象を持った。

 

ちなみに実際の寸法は・・・

・一番小さいもの同士の比較

機種 サイズ 重量 インチ
iPhone 7 67.1×138.3×7.1mm 138g 4.7型液晶
iPhone 11 Pro 71.4×144.0×8.1mm 188g

5.8型有機EL

 ・一番大きいもの同士の比較

機種 サイズ 重量 インチ 
iPhone 7Plus  77.9×158.2×7.3mm 188g 5.5型液晶
iPhone 11 Pro Max 77.8×158.0×8.1mm 226g

6.5型有機EL

 やはりiPhone 7iPhone 11 Proは意外と大きさが違う。(下図はAppleのサイトでiPhone 11 Pro とiPhone 7を比較したときに出て来た写真) それにiPhone 11 ProはiPhone 7Plusと同じ重量になってしまっている。

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一方で、iPhone 7PlusとiPhone 11 Pro Maxの大きさを比べるとほぼ変わらない。小さい方の機種が大きくなってしまった分、相対的にiPhone 11 Pro Maxが大きく感じなかった訳だ。

iPhone 11とiPhone 11 Proの比較

・液晶と有機ELの違いだが、まあこれはiPhone Xを見た時から思っていたが、有機ELは綺麗よ。いつも書くんだけど、有機ELは黒が本当に黒いし、画面の表面に印刷されているように感じる。一方、液晶はどうしても黒でも若干光を帯びている様で真っ黒にはならないし、画面の上にガラスがあって、画面をガラス越しに見ているという感じがはっきりとする。そのふたつの画面を見比べて、差が少ない・・・とは流石に言いがたい。そりゃ買ったら、そちらの画面しか見ないんだから慣れるんだろうけどね。でも違いはハッキリとある。

 

・カメラは量販店の店内なので大したことは出来なかったが、カメラアプリが使いやすかった。iPhone 11 Proを触ったが、超広角の0.5倍からデジタルズームの10倍までスクロールされると画面がまったくシームレスに縮小、拡大される。

また、ポートレートモードで、隣に置いてある展示機のiPhoneを撮影してみたが、まあ一眼の50mm単焦点レンズのf1.8で撮ったかの様に綺麗にぼける。画像解析の技術が凄い。

さてiPhone 11とiPhone 11 Proのカメラの差は望遠側があるかないかだが、そもそも50mm相当を望遠とするのはどうだろうか? 普段一眼使ってても感覚的に70mmぐらいないと望遠という気がしない。ただ、それは置いておいてもカメラを使っていて50mm付近はいわゆる標準焦点距離として多用するので、まあこれもあるに越したことはないし、おそらくあれば結構使うはずだ。

 

iPhone 11とiPhone 11 Proを見比べるとiPhone 11の方が、明らかにベゼルが太い。これは意外と気になる太さ。サイドもアルミとステンレスで材質に差が付いているが、ここは案外気にならなかった。

裏面の一枚ガラスの加工が異なっているが、これは好みかな。iPhone 11が背面が光沢のある仕上げて、iPhone 11 Proが磨りガラスのような仕上げ。iPhone 11 Proは確かに硯(すずり)の様な感触があって気持ちがいいが、別にiPhone 11だって悪くはない。どちらが高級と言うことはないと感じた。

 

 

と、店頭で少し触っただけだが、上記の部分を見比べただけでもiPhone 11という選択はないかな、と思った。最新のiPhone欲しいって人が、上記の性能差を妥協する気がしないんだなぁ。iPhone 11買って、上にiPhone 11 Proがあるなぁ、なんてことを思うぐらいなら、格安のiPhone 8を買った方がいい気がする。もっともiPhone 8に変えてメリットがあるのは、iPhone6s以前の機種を持っている人ぐらいだが・・・

 

Apple Watch Series 5

スペック的に大きな向上はなかったようなので、果たして常時表示がどのようなものか、だけ確認してきた。

結論を言えば、思ったよりちゃんと画面が表示されていたし、画面もさほど暗くなかった。

ただ、常時表示の画面を見ていると、画面が1秒に1回しかリフレッシュされないので、画面の変化が全くなく、なんだか製品のモックアップを見ている感じだった。これはこれで妙な安っぽさを感じてしまったのは正直なところ。

まあそうはいっても、店頭に並んでるいわば機能オフ状態のApple Watchを正対してまじまじと見るからそういう感想抱くわけで、自分の腕についていて横からチラ見するぐらいであれば、十分すぎる表示機能だと思う。

後は、付けている姿を人から見られてどうか、かな。Apple Watchをしている人も最近増えて来て、腕に黒い四角いものがあれば、ああApple Watchしてる人なんだな、と思われるぐらい市民権を得てきている気がするが、これが常時時計の絵(しかも動かない)が表示されていると、急にモックアップを腕に巻いてるように見えないか心配と言えば心配。

まあ実際にはそこまで人の時計の画面を凝視する人もいないだろうが、時計の秒針や秒針代わりの点滅がないだけで、急に時計っぽく見えなくなるもんだな、と機能うんぬんよりそのことのほうがやけに印象的だった。