新型Apple Watch、MicroLED画面に変更の噂について。
なるほど・・・次期のアップルウォッチは画面がOLEDからMicroLEDに変わると・・・ところでMicroLEDって何? ていうか、OLEDというのも詳しく知らないんだけど・・・・
OLEDとは
なるほど、ほぼOLED=有機ELと考えて間違いなさそうだ。
ちなみに、うちのかみさんが私のアップルウォッチを見て「画像が表面に貼りついているみたい」と感想を漏らしていたが、確かに私も最初は、まるで画面表面に印刷されてるみたいだな、との感想を持った。
LED自身が光って画面を構成しているのならば、液晶画面と比べてそういった感覚を持つのも無理からぬことだろう。
MicroLEDとは
いやー、私が情報に疎いだけなのかもしれないが、驚きの新事実を発見したな。現在市場に出回っている有機ELテレビはてっきりRGBのそれぞれのLEDが独自発光しているもんだと思ったのだが、そうではなく、白色のLEDにRGBのカラーフィルターを通していただけだったんだな。
※価格コム上記記事より
現状の有機ELテレビが上図の「白色発光+カラーフィルター式」であることを果たしてどのくらいの人が認識しているだろうか?
上記記事ではなぜ「RGB独立方式」の方が焼き付きの心配が少ないのかがいまいち理解出来なかったが(白色の有機ELの製法過程での問題か?)、上図を見ただけで、どちらがより画面がきれいでしかも低電力かは想像が出来る。
なぜMicroLEDが必要なのか?
アップルウォッチの現物を見れば分かるが、現状のOLEDでも十分過ぎるほど綺麗だ。そこをさらにMicroLEDに変更するのはやはりバッテリーの問題が大きいのだろう。
私の場合、寝る前にフル充電のApple Watch 4をつけて就寝し、AutoSleepなるアプリで眠りの状態を計測し、翌朝目覚めたときにバッテリーの状態を見ると、大体90%ほどとなっている。そして、会社に行き午後8時頃帰宅すると大体60%程度に減っている。そんなわけでバッテリーはまるまる2日間持たせようと思えば持たせられる、といった感じ。
ただ、このバッテリーの減り具合はスマホを対象とすれば理解も出来るだろうが、普通の時計と比べれば、やはりこれはとんでもない短さだ。
Appleが理想とするアップルウォッチ
これは言うまでもなく普通の時計の様な常時表示だろう。それを実現するためには、それに耐えうるだけの省電力、そして長時間同じ画面が表示されていても焼き付きを起こさない画面、そしてそれを可能にする小型バッテリーが必要になる。
画面の綺麗さではすでに現行のOLEDで十分すぎるにも関わらず、MicroLEDへの画面変更が本当なのであれば、やはりいち早く綺麗な表示のまま常時表示を実現して、ウェアラブルデバイスでのAppleの優位をゆるぎないものにしたい、というAppleの姿勢の表れなのだろう、と思う。
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