Switch LiteのスペックをSwitchユーザーの目からチェックする

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私はすでに任天堂Switchを所有しているので、購入の検討はしないが、これから購入を検討している人にとってはこれは新たな選択肢になるのだろうか? 実際のユーザーの視点で検証したい。

値段

Switchより1万円安いというのは十分購入動機になると思う。たまにSwitch本体の画面でプレイすることがあるが、十分に綺麗だ。画質が仮にSwitchと変わらないとするならば3DSとは比べるまでもなく、この画質で2万円なら高くはないと思う。

 携帯性

Switchと比べると多少小さくなるとは言え、それでもかなり大きく感じると思う。ちなみに公式によるとSwitch Liteの横が208mm、対してNew 3DS LLの横が160mmという大きさ。私には携帯機としてかなり大きく感じる3DS LLよりもさらに横幅が4cm大きい、というのはどうなのだろうか。

性能

HD振動がない、Joy-Conが取り出せないのはそういうもんだと割り切っても、テレビに繋げる、繋げないというのは相当に大きな仕様の違いだ。画面がHDだけにゲームの中のフォントが相当小さいゲームも多い。「信長の野望」などは自宅の36インチのテレビでもかなりフォントが小さく感じた。もちろんテレビと本体のモニターでは目との距離が異なるので一緒くたには出来ないが、それでもゲームによってはかなり字が見づらいものもあると思う。

 

結論

スマートフォンの高密度な画面でゲームが出来てしまう現在、確かに携帯ゲーム機の役割は終わりつつあるように思う。そこで開発リソースを一本化する為に出されたのがこのSwitch Liteであるかと思うが、値段はともかく、この大きさはどうだろう?と思ってしまう。家でのみ使うのであれば、やはりテレビに繋げた方がいいし、表で使うにはかなり大きく、いかにもSwitchやってます、という感じになってしまう。そういったスタイルが受け入れられるかどうか・・・少なくともSwitchを電車内で見かけることはほぼないが、Switch Liteも同じ運命を辿るのではないか・・・と思ってしまう。

 

後は、子供のユーザーにどれだけ訴求するか、に掛かっていると思う。