スマートホーム(IT化)と介護。

この記事をシェアする

kaigo.homes.co.jp

人気記事に乗っかるけども、我が家を「IT化」したときにも、これってお年寄りこそ使うべきだな、っていうのは思った。ちなみに我が家の「IT化」事情詳細については別記事を御覧頂きたい。

 

bono-ism.hatenablog.com

ごく簡単に言えば、アレクサに話しかければ色んな家電が動く。いわゆるボイスコマンドだ。足腰が衰えて、色々動作を起こすのが億劫になっても、脳梗塞でもやらなければ、きっと発声ぐらいだけなら割としっかり出来ると思うので、本当なら中年の私より年老いた両親の方がよりありがみはあると思う。

 

ちなみにNTTドコモが「スマートホーム」に関する下記PDFにあるような実験を行ったようだ。

NTT Docomo - IoTスマートホームで、第3期生活モニタリング実証実験を開始(PDF)

https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_190325_00.pdf

スマートスピーカー自体は今現在日本で流行っているとは言えない状況だが、「スマートホーム」化の波は確実に来ている。

 

老老介護の問題を「スマートホーム化」で軽減。

未来の生活もいいのだが、喫緊の課題として介護の問題がある。お年寄りがお年寄りを介護するもの問題だが、フルタイムで働く人間が介護をするもの相当キツイ。こういった問題を解決するためにも「スマートホーム化」はとても重要だと思う。

最初に紹介した記事のよっぴーさんの記事のように徘徊癖のあるお年寄りをGPSで位置を把握したりするもの大事だし、またコンロの火の消し忘れなど、即生命にかかわるような事故もあるので、こういった重大事故を招きやすい家電からまず「スマートホーム化」に対応してほしいと思う。

2019年の夏も猛暑だが、2019年現在の技術でも、在室の有無、室温のモニター、エアコンの使用の有無ぐらいはモニターできるのではないだろうか。

 

まずは「IT化」に慣れてもらう。

うちの母親などは、パソコンはもちろんスマホも持っていない。なんだったら生まれてこのかた、携帯すら持ったことがない。そういう人にOSの概念を理解してもらうのもなかなか難しいだろう。

そこで最初のまた最初のとっかかりとしておススメしたいのが、人感センサー型電球。

 

 これだけをもって「スマートホーム化」とは言えないが、この電球のいいところは、人は全く何もしなくていいところ。声を発する必要もないし、ボイスコマンドの種類を覚えることもない。人の気配を察知して電気が付く、気配がなくなれば消える、ただこれだけの機能だが、人が特段指示しなくても、一番便利なように家電が動く、というのが一番究極のスマートホームの形ではなかろうか。

そういう意味でも、特別な工事の必要もないこの電球は、お年寄りにスマートホームへの興味を持ってもらえる、最小のコストで最大限の効果を得られるとても良いきっかけになると思う。